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プロサングエ

SUV

フェラーリから初めてのSUV「プロサングエ」が登場しました!
フェラーリも昨今のSUVトレンドを意識していたのでしょう。しかしながらプロサングエはSUVとは規格していません。
むしろ長い歴史の中で役割を担っていた2+2レイアウトのGTの系譜としいうのがフェラーリの解釈のようです。

プロサングエのエンジン

全車軸とキャビンのあいだに搭載(フロントミッドシップ)された12気筒エンジンで組み合わされた4WDシステムは、2016年に発表されたフェラーリGTC4ルッソで使われていたものの進化系です。
エンジンは725ps/7750rpmの最高出力と716Nm/6250rpmの最大トルクを実現。
組み合わされるトランスミッションはデュアルクラッチタイプの8ATです。
0~100kmの加速タイムはわずか3.3秒で、最高速度は時速310キロとなっています。

ボディについて

ボディは4973×2028×1589mm(全長×全幅×全高)になっていて、長いフロントノーズを持っています。
これはエンジンを収めるためで、おかげで相対的にコンパクトなキャビン、高すぎない全高、エアロダイナミクスが可視化されたようなボリューム感溢れるデザインと相まって、ただのSUVとは一線を画しています。

ボディはアルミニウムと高強度スチールから構成されていて、ルーフパネルのみCFRP(カーボンファイバー)が使われています。
これは中間層に防音素材を挟み込みながらも軽量化に成功。
シャーシの重量は812シリーズを下回っていながら、剛性は向上しています。

インテリアについて

インテリアは大人4人がゆったり過ごせるスペースになっています。
前後席、すべてのシートはヒーター付きの電動調整式となっており、快適装備が豊富な点もポイントです。
ドアは4枚で、リアはウェルカムドアと呼ばれる後ろヒンジの電動開閉式です。
これは乗降性への配慮からで、フェラーリのほかのモデルに比べて、後席へアクセスしやすくなっています。

ラゲッジルーム容量は473リットルで歴代フェラーリで最も広くなっています。しかも、リアシートのバックレストを収納すれば、さらに広大なスペースが。

気になる価格は日本円で4,760万円。僕のような一般庶民には手が届く金額ではありませんが、受注状況は好調とのこと。
電動化も視野に入れているそうで、2025年に向けて異なるパワーユニットが搭載される可能性があるそう。
スペックについて色々紹介してきましたが、いつかは乗ってみたいものです。